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その1秒に震えたい

けど弱いわけじゃないんだ

渡辺翔太くん、24歳のお誕生日おめでとうございます。

こうしてお祝いするのが何回目か数えるのはとっくにやめましたが、何度目かのおめでとうをやめるつもりはまだまだまだまだ、ないみたいです。


ことし現場とメディアから物理的に離れた私は、23歳のわたなべくんを、ほとんどと言って差し支えないほど知りません。


他人に押し付けこそはしないものの「見てないものには言及しない」を信条にしている自分にとって、茶の間にすらいなかったこの1年間の彼の歩みに何か言えることはほとんどありません。あり得ません。なぜか顔のコンディションがいいことだけは逐一耳に入ってます。


それでも、私がふれた数少ない23歳の彼、実家から送られてくる少クラ実況やダンスクのインタビュー*1のことだけ、ちょっとだけ。


じたんバイアスを抜きにしたら、あの時あの立場の彼があのインタビューで話したことは甘っちょろいものだったと思う。それでも、この何年かの間漠然と彼に対して感じていた、もしかしたらそういう思いでいるのかな、という推測そのままの言葉を聞いて、ああやっぱりそうだったんだ、と悟った途端無性に泣けてしまったのは、それが彼の大好きなところであり、いちばん勿体ないところだったから。


消去法、と彼は言いました。グループ全体を見渡したときに欠けてたものを担った。それをカッコいいと取るか受け身と取るかは人それぞれだしどうでもいいんですが。

はじめに感じたのはホッスノの特典映像だったかな。それと言わずもがなのクリエ初演。それから去年の歌舞伎。


どこまでもSnow Manの渡辺翔太であろうとする人、それがかっこよくて、いとおしくて、くやしかった。


消去法という言葉は少し強すぎて、独り歩きをしかねないのであまり使いたくないのですが。*2それでも彼の言う「消去法」で見つけた役割が、私は誇らしかった。

(四六時中そうだとは言い切れないんだろうけど)ピリピリするくらい周りをよく見ている人。バランサーであり続ける人。バランスを崩すくらいの一歩を踏み出そうとしない、もしくは踏み出せない人。


だけど、彼には、自分自身まで消去法の存在だと思ってほしくなかった。


数多いるJrの中から、選択肢を与えられたわけでもなく、一瞬で目が離せなくなった人。まだ中学生wだったあの日に見つけたのは、その日から学生生活が終わろうとしているw今日まで飽きもせずにいちばんであり続けたのは、決して消去法の人なんかじゃない。

自ら消去法と形容したその役割さえも、その立ち回り方さえも、誇らしくて歯がゆい、わたなべくんらしさだった。


彼がグループに欠けているものとして見出した役割を務めあげると腹を括ったなら、やってみろ、貫き通してみろ、そう思います。

だけど、Snow Manの一人である自分自身さえも、時に「理想のグループ」に埋没させてしまわぬよう、役割にがんじがらめにならぬよう、そう願うばかりです。



話は変わって、実家の家族からの実況で覗き見させてもらった少クラの映像を見て、ちょっとすごく度肝を抜かれました。

ちょっと見ない間に変わった。6人とも。
ちょっと覗き見した程度の私でも、思わず「腹括ったな」と感想をこぼしてしまうくらい、変わった。*3

今のSnow Manは、変化を怠った人から、攻めるのをやめた人から埋もれていくんだろうな、と直感的に思いました。

これまでバランサーに徹してきた彼はどう出るのか。ほんの少しの不安と期待が膨らみます。まあ次に見たときの第一声はだいたい決まってますが。好き。


たぶんわたなべくんは、20代半ばの10年選手としては、ヒエラルキーの頂点に立てるほど卓越して優れた人、ではないと思います。
10年間渡辺翔太であり続けた強さは何物にも代えがたい尊いものだけど、同じくらい強い人は周りにもたくさんいる。

だけど、こんな現行茶の間以下のファンが責任を負える言葉ではないかもしれないけど、わたしがもうすぐ両手で足りなくなるくらいの年数をかけて惚れ続けた人は、そんなに弱い人じゃない。少なくとも彼が思っているよりは。

無条件の好き、なら、茶の間以下のファンにだって言える、はず。


キャリアが10年を超えて、それでもなおSnow Manの渡辺翔太であり続けるのがどれだけ大変なことかは想像に難くない。だから、こんな塵にも満たないファンの分際で、彼に声援以外の理想をぶつけようとは思わないけども。

彼がこれからもSnow Manの渡辺翔太を貫き通すなら、最大限のリスペクトとエゴをこめて、逃げるな、止まるな、攻めろ、と、わがままな思いを抱きながら声援を送りにいくつもりです。

24歳のお誕生日、おめでとうございます。昨日も今日も、今日も明日も明後日も、渡辺翔太でいてくれて、渡辺翔太のファンでいさせてくれてありがとう。


さてさて、今年も来年も、わたなべくんのファン、やめられなさそうです。やめるつもりなんてないんだけど。てへ。

*1:もちろんどれも送信元と私とだけのやりとりです

*2:まず発言者の日本語センスがどこまでも怪しいからな!!wwwwwwwwww

*3:ダンスのメソッドを変えたな、というのが何人か、それから自分の見せ方も、6人での踊り込み方も