新・ジャニヲタ、KステにドハマリするーKととにかくずっと生きたいー
Kに出会うために生まれてきてKに出会うために安西くんのファンになってKに出会えてよかった……生きててよかった………
— まき (@makimes) 2017年10月26日
こんにちは。2年前うっかりKにどハマりしたジャニヲタです。
参照
あの夏Kにされてしまった以上、人目に触れずとも細々とこの記事を続けていくつもり満々だったし「この人の書くロステの感想が見たい」なんて引用コメもいただいてたんですが、なんとロステはのっぴきならない地理的事情により行けておりません。誰よりも自分がビックリしてるけどどうしても地理的に不可能なタイミングで推しが推し作品の推しをやる一生に一度のロステを逃しました。この十字架は一生背負っていきます。
ちなみにKと二度目の冬を迎えようとしていた去年の12月、ロステへの執念を消化しきれていなかったKの女の魂はドーバー海峡を越え
ドレスデンにいました。
だったので、KMKステが決まったときはもう嬉しくて嬉しくて、二章が最初で最後のKステにならずに済んだこととKが歩みを進めることへの期待と興奮に比べたら推しが降板したことへの寂しさなんてたったの木星程度に過ぎません。
以下、2年ぶりのKステしかも2期ぶりの動くKの息吹に開演前の前説から泣いたKの女がネタバレとともにお送りします。
ざっくり感想まとめ
・ゆかり生きてた
・八田美咲は世界一カッコいいしアンナは銀河一つよい
・カーテンコール(カーテンコール)
Kが生きてる
— まき (@makimes) 2017年10月26日
K生きてた。Kが血を通わせてこの世界で時計の針を進めていた…
KMKは(続投キャストが務める)クロ八田アンナが止まった時計の針を動かす物語なので、それがキャスト3人と重なったときに目を見張るほどに成長していて、大人かどうかはわからないけどもう子どもじゃない何かになっていて*1ああKは前へ進んでる、むしろもう止まることを許さない時計の針に食らいついていってる…と強く強く感じました。
Kって関わったものすべてをKにしてしまう不思議なキズナもとい力を持っている作品なので、もう誰よりもこの3人がKなんですよね。どんな作品も立派に務め上げるだけの実力をもつ彼ら彼女がとりわけKステを大切に大切に守り続けてきてくれて今があるし、今回も、壊れそうになりながらもクランを導いてくれていたこともあってそれがKMKの3人そのものだなあと…
アンナはすっかり女王様の風格だったね。花凜さんがずっと夢見てきたというあのシーンは私たちの夢でもあったし、マント翻したアンナはあの時誰よりも強かった。良くも悪くも石盤に人生を運命づけられてきたあの世界の数多の人々の中で唯一ハッキリと石盤に歯向かったのはアンナだけなんだよ…
誰かを守るときの美咲は誰よりも強いしその力は守るためにあるんだって誰よりも証明してる
— まき (@makimes) 2017年10月26日
吠舞羅の武闘派切り込み隊長は大切な人を守るときに誰よりも強くなるし、キングにもらったのは守るための力だってことを他の誰よりも証明してるんだって舞台上の八田ちゃんが
アンナを助けに行く美咲が正面向いてスケボーで駆ける姿に来るべきナックルバンプの幻影を見て泣きました。舞台K RETURN OF KINGS心から楽しみにしています。(言霊)
わたしは八田伏見の真の「仲直り」*2はKMKだと思っているので、たった1~2分のあのシーンでハンカチ抱えて震えてたのがいたら私ですすみません。八田は八田の、伏見は伏見の立場で話せるようになった初めての場面を見届けられて幸せです。
きど比古の隊服を押し上げるサーベルが100点満点の伏見猿比古って話は世の中のKの女が全員してるだろうから端折るよ。
2章の時からあんざい比古は言うまでもなく壁井比古だったのに対してきど比古は來楽先生の伏見っぽいよね。だいたい胃が弱そう。あれは特務にメチョメチョにかわいがられてる伏見。ところで胃が弱そうな伏見猿比古ことKのスピンオフコミック、デイズ・オブ・ブルーをよろしくお願いします。
- 作者: 黒榮ゆい,来楽零(GoRA),GoRA・GoHands
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/04/07
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (1件) を見る
これは余談だけど、2章のあとまず本編完走してロスモワに着手したときの「これ知ってる」感にあんざい比古がいかに伏見猿比古を生きていたかを実感して震えました。ロスモワどころかKのケの字も知らなかった2章の初見でわたしはもうロスモワを見ていたし、あの頃の安西くんが見せた「八田へのまなざし」と「伏見くんに深く落とした影」を理解していたことが恐ろしくてたまらないです。信じられないような話だけどあの安西くんは既にロスモワを生きていたんだよなあ…
小野れ~はニンジャ楽しそうだった(賛辞)
小野れ~~~のカーテンコールさあああああああああああ
例のシーンが来ないままキャスパレ突入して、まあシーンの改変はそう珍しくもないし他の誰でもない末満さんの作るKを信頼してるから~~って菩薩のような顔で拍手してたんだけど私は他の誰でもない末満さんを見くびっていたようで直前直後の記憶がありません。末満さんのKステに一生ついていくと誓った瞬間である。
あの水を打ったように静まり返る銀河劇場と、暫くぶりに息を吸ったかのような拍手を一生忘れないし小野れ~~は責任もって2期ステ務め上げてください。
女性陣の顔面偏差値が超宇宙級と評判のKステだけど、書籍ひととおり読んだあとにあらためて舞台上の世理ちゃん見るとなるほどミスコン優勝してるわ…と納得がいき
くんちゃん様の世理ちゃんも随分と逞しくなったというかこれはそう遠くない未来に自分の役目を全うする覚悟を決める世理ちゃんだわ……(鬱)というくらい世理ちゃんもKステの歩みとともに時を重ねてきたんだなあと…
女性陣でいえば菊理&ドーハン役の小山さんがすごくいいお芝居をしていたので2期ステ*3もどうぞよろしくお願いしたい。ところで菊理がパンチラしないと違和感と不安すら覚える程度には監督の趣味に振り回されている。
ゆかりのボディダブルはこの日が初日だったんだけど、声はヒデ様と聞いてたにも関わらずあれ森田さんも声録ったの????と本気で疑うくらいにはゆかりが生きてて腰抜かした…そのうえ守時さんの剣さばきが超絶技巧で変態作画とまで言われたゴーハンズのアニメーションが目の前で繰り広げられててゆかり生きてた……
あらまき座長はじめ誰一人としてできない、いない、出られないと言わずに二人で一人のゆかり、全員のKMKと言い続けたことが、自分が観劇するまではちゃんとわかっていてもどこかずっと不満で、そんなの全員じゃないって悲しい思いを抱かない方が難しかったんだけど、観劇してようやく言えることとはいえ誰一人としてKの歩みを止めずにゆかりを生かしてくれていたんだな…と。
作り手演じ手が「できませんでした」ないし「次からはできます」と一言口にしただけで目の前の観客にとってその日の経験を出来損ないにされてしまいかねないので、おそらく不満も承知で全員のKMK、新しいKMKと言い張ってくれたことで少なくとも私は救われたのかもしれない。
芝居は逞しかったとはいえあらまき座長がいっぱいいっぱいだったことは想像に難くない中で、カテコでちょこ~~っとだけ噛んじゃったあらまきにいちいち茶々を入れる植ちゃんこと八田美咲が聖母の顔をしていて俺は そういうところだよなさるひこ~~~~~わかるぞ~~~~~~~~
次があるとか続いてほしいとかそういう話ではなくて、一度動き出したKステは止まることを許さないし駆け抜けるしかないと突きつけられるようなKMKだった…こうなった以上彼らも我々もKステを守るしかないのでとりあえずアンケート書きます
— まき (@makimes) 2017年10月26日
どうか次もありますように、というよりも、止めることの許されない時計の針が動き出したのでそれを全力で守っていかなきゃならないんだな…と。演者も観客も。
どれだけ期待をしても足りないというのは本当に幸せなことで、その一方で並外れた期待を込めるがゆえの壁にこれから作り手も受けても挑んでいくわけで。続投キャストが物語と一緒に時を重ねてゆく分、新規キャストは普通のことをやっただけではいつまでも越えられない壁を前にしながら演じることになる、ということを何度か感じずにはいられず。長く作品と寄り添ってきたロイヤルユーザーが大部分を占めてるうえに、作品の理解において情報と時間の蓄積がものを言うKでは特にやりづらいだろうなあという気の毒さを感じないといえば嘘になるんだけど、「演者」を可哀想だと思わせることは舞台作品としての負けを意味するので、愛するKステがそんな贅沢な悩みを大きく裏切ってくれることを願うばかりです。
まあ私はKがKであり続けることとKが血を通わせて生きていることだけで何物にも代えがたい幸せを感じてしまうので、この先ず~っと、KステがKを諦めない限り私はいつまでもKステにコテンパンのフルボッコにされ続けるんだろうなと確信しています。
終始Kの息吹がもたらすダイナミクスに気圧されて泣いていたほどKと同じ時を刻めることが幸せでなりません。Kをとにかくずっと続けて、Kとずっとずっと浮世を添い遂げたいのでKに何かあるたびに長生きしなきゃなあと強く思います。
KMKありきの二期であり二期ありきのKMKだからKMKステは実質二期ステだしKMKステがあるなら二期ステもある(言霊)
— まき (@makimes) 2017年10月26日
Kステにドハマリしたジャニヲタ、次は2期ステでナックルバンプするまで死ねません。
・