新・ジャニヲタ、KステにドハマリするーKととにかくずっと生きたいー
Kに出会うために生まれてきてKに出会うために安西くんのファンになってKに出会えてよかった……生きててよかった………
— まき (@makimes) 2017年10月26日
こんにちは。2年前うっかりKにどハマりしたジャニヲタです。
参照
あの夏Kにされてしまった以上、人目に触れずとも細々とこの記事を続けていくつもり満々だったし「この人の書くロステの感想が見たい」なんて引用コメもいただいてたんですが、なんとロステはのっぴきならない地理的事情により行けておりません。誰よりも自分がビックリしてるけどどうしても地理的に不可能なタイミングで推しが推し作品の推しをやる一生に一度のロステを逃しました。この十字架は一生背負っていきます。
ちなみにKと二度目の冬を迎えようとしていた去年の12月、ロステへの執念を消化しきれていなかったKの女の魂はドーバー海峡を越え
ドレスデンにいました。
だったので、KMKステが決まったときはもう嬉しくて嬉しくて、二章が最初で最後のKステにならずに済んだこととKが歩みを進めることへの期待と興奮に比べたら推しが降板したことへの寂しさなんてたったの木星程度に過ぎません。
以下、2年ぶりのKステしかも2期ぶりの動くKの息吹に開演前の前説から泣いたKの女がネタバレとともにお送りします。
続きを読む大切なことは全部「る」が教えてくれた~祝!座長御出演~
安西くんが明治座の座長やるよおおおおおおおおおおおおおお
神こと三上園芸まさしの策略に嵌められたうっかり事故*1でるひま担から安西担への見事なシフトを遂げて早2年、推しが推し脚本、推し演出、推し舞台の座長になりました。生きててよかった。
今年はくるかな?いやまだ早いかな?と安西担界隈では折に触れて話題には上がっていたのですが、いつかは明治座にのぼりが上がる日がくるのかな、とか、座長弁当食べたいな、とか、コバカツに相談しに行ってお金を使えとアドバイスされるのかな、とかいつの間にか思い描くようになっていたことが何より驚き。そのくらい、「る」の座長公演って特別なんです。
「るひまのお気に入り俳優なんでしょ?」みたいにちょっと冷めた目で見る人もいると思います。「る」が内輪ノリと言われても否定はできないと思います。「政子」だけでひとしきり笑える集団を気味悪がられても仕方ないです。ただ一度見たら「政子」の二文字が立派なコンテンツになります。政子ォーーーーーーー!!!!!!
それでも私が「る」を追い続けたのは、単に毎年恒例鬼のエチュード大会*2を観に行きたいからではなく、「る」がどこよりもストイックに演劇を作ってきたことを知ってるから。若い役者に演劇をやらせることに徹してきたから。それから、座組を背負う座長に、それぞれ違う試練を与え続けてきたから。
楽な座長公演なんてどこにもないけど、「る」の座長はとびきり厳しいし、必ずその役者のその後に変化をもたらしているように感じます。オーダーメイドの試練を与え続ける「る」の座長たちを、ここで自分なりに振り返ってみようかなあという記事です。
続きを読む最高の選択、幸福な職場
大盛況のうちに幕を閉じた舞台「幸福な職場」の千秋楽に行ってまいりました。
1年ぶりの現場、1年ぶりの安西くん、敬愛する役者ふたりの共演。この日を迎えるまで心を落ち着かせることのできなかった理由はそれだけではなかったのですが、とにかく発表から半年ずっとずっと心待ちにしてきた作品、最悪成田からの直行も厭わないギリギリで生きすぎてるスケジュールをくぐり抜けなんとか今日を迎えることができました。
在外ヲタクの(無)活動期
クリスマスが終わったと思ったら年の瀬だそうで。忘年会も大掃除も餅つきもない12月は師走と呼ぶのも憚られます。
ネットに公開する個人情報は少なければ少ないほど良いに越したことはないので(一応)明言せずにおりましたが、今年は1年間国外で過ごしておりました。
ヲタクという生き物はどこにいようとヲタクしないと生きていけないのでこの1年間耐えられるか不安だったのですが、まず結論から申し上げると在外ヲタ活は不可能です。対象が三次元だとなおさら。
物理的に無理なものは無理なので物理法則に逆らうことなく1年間過ごすほかないという意味では耐えうるものではありましたが、帰国予定がなかったら知らない間にヲタ卒していたことと思います。海外駐在がまわってきたら潮時ですね。
ユニバーサルワードとしての「ファン」に若干の株主要素が加わった日本のヲタクという定義においてはこの1年間で行ったネット警察に叱られない程度以上の狭義のヲタ活といえばアマゾンでの注文とKへの納税*1くらいなのですが、もう自分の根っこの気質というかもう血がヲタクなので、この血を枯らさないためにも在外民のヲタク活動期もとい無活動期を歳末ヲタク総括代わりに列挙しておきます。
*1:ファンクラブ発足により文字通り辞書通りでの納税ツールが確立されました
けど弱いわけじゃないんだ
渡辺翔太くん、24歳のお誕生日おめでとうございます。
こうしてお祝いするのが何回目か数えるのはとっくにやめましたが、何度目かのおめでとうをやめるつもりはまだまだまだまだ、ないみたいです。
ことし現場とメディアから物理的に離れた私は、23歳のわたなべくんを、ほとんどと言って差し支えないほど知りません。
他人に押し付けこそはしないものの「見てないものには言及しない」を信条にしている自分にとって、茶の間にすらいなかったこの1年間の彼の歩みに何か言えることはほとんどありません。あり得ません。なぜか顔のコンディションがいいことだけは逐一耳に入ってます。
それでも、私がふれた数少ない23歳の彼、実家から送られてくる少クラ実況やダンスクのインタビュー*1のことだけ、ちょっとだけ。
じたんバイアスを抜きにしたら、あの時あの立場の彼があのインタビューで話したことは甘っちょろいものだったと思う。それでも、この何年かの間漠然と彼に対して感じていた、もしかしたらそういう思いでいるのかな、という推測そのままの言葉を聞いて、ああやっぱりそうだったんだ、と悟った途端無性に泣けてしまったのは、それが彼の大好きなところであり、いちばん勿体ないところだったから。
消去法、と彼は言いました。グループ全体を見渡したときに欠けてたものを担った。それをカッコいいと取るか受け身と取るかは人それぞれだしどうでもいいんですが。
はじめに感じたのはホッスノの特典映像だったかな。それと言わずもがなのクリエ初演。それから去年の歌舞伎。
どこまでもSnow Manの渡辺翔太であろうとする人、それがかっこよくて、いとおしくて、くやしかった。
消去法という言葉は少し強すぎて、独り歩きをしかねないのであまり使いたくないのですが。*2それでも彼の言う「消去法」で見つけた役割が、私は誇らしかった。
(四六時中そうだとは言い切れないんだろうけど)ピリピリするくらい周りをよく見ている人。バランサーであり続ける人。バランスを崩すくらいの一歩を踏み出そうとしない、もしくは踏み出せない人。
だけど、彼には、自分自身まで消去法の存在だと思ってほしくなかった。
数多いるJrの中から、選択肢を与えられたわけでもなく、一瞬で目が離せなくなった人。まだ中学生wだったあの日に見つけたのは、その日から学生生活が終わろうとしているw今日まで飽きもせずにいちばんであり続けたのは、決して消去法の人なんかじゃない。
自ら消去法と形容したその役割さえも、その立ち回り方さえも、誇らしくて歯がゆい、わたなべくんらしさだった。
彼がグループに欠けているものとして見出した役割を務めあげると腹を括ったなら、やってみろ、貫き通してみろ、そう思います。
だけど、Snow Manの一人である自分自身さえも、時に「理想のグループ」に埋没させてしまわぬよう、役割にがんじがらめにならぬよう、そう願うばかりです。
話は変わって、実家の家族からの実況で覗き見させてもらった少クラの映像を見て、ちょっとすごく度肝を抜かれました。
ちょっと見ない間に変わった。6人とも。
ちょっと覗き見した程度の私でも、思わず「腹括ったな」と感想をこぼしてしまうくらい、変わった。*3
今のSnow Manは、変化を怠った人から、攻めるのをやめた人から埋もれていくんだろうな、と直感的に思いました。
これまでバランサーに徹してきた彼はどう出るのか。ほんの少しの不安と期待が膨らみます。まあ次に見たときの第一声はだいたい決まってますが。好き。
たぶんわたなべくんは、20代半ばの10年選手としては、ヒエラルキーの頂点に立てるほど卓越して優れた人、ではないと思います。
10年間渡辺翔太であり続けた強さは何物にも代えがたい尊いものだけど、同じくらい強い人は周りにもたくさんいる。
だけど、こんな現行茶の間以下のファンが責任を負える言葉ではないかもしれないけど、わたしがもうすぐ両手で足りなくなるくらいの年数をかけて惚れ続けた人は、そんなに弱い人じゃない。少なくとも彼が思っているよりは。
無条件の好き、なら、茶の間以下のファンにだって言える、はず。
キャリアが10年を超えて、それでもなおSnow Manの渡辺翔太であり続けるのがどれだけ大変なことかは想像に難くない。だから、こんな塵にも満たないファンの分際で、彼に声援以外の理想をぶつけようとは思わないけども。
彼がこれからもSnow Manの渡辺翔太を貫き通すなら、最大限のリスペクトとエゴをこめて、逃げるな、止まるな、攻めろ、と、わがままな思いを抱きながら声援を送りにいくつもりです。
24歳のお誕生日、おめでとうございます。昨日も今日も、今日も明日も明後日も、渡辺翔太でいてくれて、渡辺翔太のファンでいさせてくれてありがとう。
さてさて、今年も来年も、わたなべくんのファン、やめられなさそうです。やめるつもりなんてないんだけど。てへ。